劇場型競馬詐欺の被害増加!そのワケとは?
昨今、競馬予想情報に関する詐欺が発生しています。
相手はなんとかして競馬で大金を得たいという方の心理につけこんでこうした詐欺を行いますが、なぜ騙されてしまうのか?
よく考えられた手口を紹介します。
これを参考にしてくれぐれも詐欺被害にあわないようにしてください。
まずは、騙されていると感じ取られないようにする、詐欺業者が使う文言を紹介します。
「長年の研究結果をもとに開発したソフト」
「長年の確率論をもとに開発したソフト」
「研究結果により8割の確率で」
このような信憑性のある文言を使うのですが、更に上手い誘い文句があります。
それが、正しいシステムだと証明するための証人に、あなたがこのソフトの正確さを立証する人になってください
そして、更に安心感をUPさせるために、天才数学者やそれらしい肩書きを名乗るものからDMが届くのです。
勿論、その肩書きは大ウソです。
このように、競売予想詐欺は手の込んだ手口となっています。
また、同様の誘い文句で
一度電話ください。
基本手数料を振り込み後、すぐに馬券番号を教えますなどいうケースもあります。
当然ですが、予想もデタラメです。
しかし、中には一度騙されても2度目も騙されてしまう人もいるのです。
サギ業者は、再度DMを送付してきます。
そこには、1通目による予想が外れた理由(ストーリー)が書かれています。
1回目のストーリ例
開発した必勝法のシステムが組織にバレてしまい、レースに圧力がかけられた。
その結果、予想していたものとは異なる結果にされた。
こんなどうしょうもない嘘を理由に謝罪してくるのです。
もちろん、流石に詐欺だ!と気付くのです。
しかし、また詐欺にあってしまうのです。
そして、詐欺のクレームを言うために電話をいれます。
2回目のストーリ例
相手は、ひたすら謝罪を繰り返します。
申し訳ないので、損を取り戻させてください」と巧みに誘導して、またそこでお金を振り込んでもらうように仕向けるのです。
結果、再度、振り込み、2度目の詐欺にあうのです。
当然、その競馬の予想もデタラメですから、外れます。
更に、このように、1度、2度と騙された人はターゲットとされます。
騙せるだけ騙してきます。
1度目の詐欺を第1話だとすると、2話、3話とドラマのように次々に新たなストーリを展開して、お金を要求してきます。
こんな胡散臭い手口ですが、騙されてしま人は少なくないのです。
なお、こういった行為をする業者は、定期的に会社名を変更しますし、ストーリーも変えてきます。
それだけでなく、とても用意周到ですから、DMの隅の方には、小さい字できちんと「ストーリーはフィクションです」などと、記載してある事もあります。
競馬サギの典型的な手口
詐欺の手口には流行のドラマや物語風にするなどいろいろとあります。
必ずポイントとなるのが「情報を提供する」ことです。
つまり、「偽の情報」を餌にするのです。
- ○○だから情報を売りたい
- ○○で情報を得た
このような騙し手口が典型的ですが、あまりにも真に迫った話など、内容は様々です。
的中をでっちあげる手法手口
その予想情報に信憑性を持たせるように、「レースで予想が的中した」などの評価や体験談を載せたサイなど。
会員を増やしていく事がありますが、その目的はウソの情報を買わせることです。
誇張された売り文句というのも典型的な詐欺の手法です。
「確実に的中する」とか「必ず儲かる」といった文句を使ってきますが、賭け事に100%はありません。
また「執拗な勧誘」を行うサイトや業者には注意が必要です。
例 競馬関連のサイトなどに無料登録をした場合
しばらくしてから、有力会員登録への勧誘がはじまりそれがどんどんエスカレートしていきます。
なかにはひっきりなしに電話をかけてこられたケースもあるようですが、詐欺行為のためのものです。
このように、競馬で一発逆転を狙う心理状況を巧妙に煽ってきます。
大事なのは甘い文句、嘘みたいな話、旨みのある話などに惑わされないことです。
なお、悪質な予想情報業者の被害にあわないように、利用する前には必ずネットの口コミサイトなどで悪質業者でないかを確認するといいでしょう。
もしも、被害に遭ってしまったら、詐欺業者が逃げる前に専門家に相談しましょう。