情報がダダ漏れ?!ネット上の情報は削除できるのか?

近年、インターネットの普及により、私たちは様々な情報を知ることができます。

フェイスブックに登録してどんどん友達が増えてくる。

しかし、知ることができる側の一方で、知られてしまう側がいることも…。

家族構成、住んでいるところ、習い事の時間まで

いったんネット上に情報が載ってしまうと、いつまでも完全に削除されることなく、知られ続けるのです。

最近大きな注目を浴びている忘れられる権利とは?

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これはインターネットの特質ですが、個人情報やプライバシー保護を考えるとその状態に疑問を持つところです。

特に、他人によって掲載されてしまった画像や情報など、ネット上の個人情報の保護については問題視されており、その措置を求める声も多くなっています。

このような中、EUの最高裁判所である欧州司法裁判所で画期的な判決が出されたことがあります。

「EU市民の過去の個人情報へのリンクを検索結果に表示しないようにする」

判決がグーグルに対して下された。

また、昔撮影したヌード画像が流出し、数十万件以上のホームページに掲載されてしまったフランス人女性が、グーグルを相手に写真の削除を請求した裁判もある。

日本でも昨年10月に、東京地方裁判所がグーグルに対して、初めて検索結果の削除を命じた。

これに対しグーグル側は、2014年5月から、削除申請の受付を開始しているところです。

これは著名人や有名人らは削除対象から外されており個人に限られているものの、「忘れられる権利」として注目を集めています。

忘れられる権利を悪用した商売に要注意

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さて、「忘れられる権利」が注目される一方で、この権利の範囲とは?

果たしてどのようなことなら検索結果の削除申請が可能なのか?

例えば、違法行為とされる児童ポルノに関わる情報や画像、被害者の個人情報などなら間違いなく削除要請が可能でしょう。

リベンジポルノ問題まで注目されるされるようになりました。

勘違いしてはいけません。

あくまでもグーグルの対応は、検索結果からの削除であり、対象物が載っているホームページやサイト自体を削除することではないのです。

更に、情報が掲載されている下記のような種類


◆対象者や情報の種類

◆情報源の発信元

◆情報の掲載期間


このような条件によっても削除されるかどうかの判断が変わるものです。

知る権利と忘れられる権利のバランスを図った対応と言ったところです。

この裁判結果やグーグルの対応には賛意両論はあります。

むやみやたらとばらまかれる個人情報への措置、誤った個人情報を正す道筋ができたことは評価できるのではないでしょうか。

さて、このような動きになった背景には、ネットで個人情報が流出してしまった方や誹謗中傷によって苦しまれている方が多くいらっしゃるからです。

忘れられる権利が注目された今、さらにそれを悪用した詐欺が増えることが容易に想像できますよね。

「個人情報の削除」についての詐欺も急増しているのです。

この詐欺とは個人情報を集めた詐欺集団と初めからグルなんです。

出会い系詐欺やアダルトサイトへ登録してしまった人にメールを送り

『この情報が漏れています。この情報が広がらないうちに削除しますよ』

と善意で連絡しているように見せかけて近ずいてきます。

そして削除代として高額なお金がまたもや詐欺集団に流れていくのです。

「検索結果を削除できる」や「個人情報を削除できる」などと言ってソフトを売りつけてきたり、業者による勧誘など…。

実際には、削除されることなくお金を騙し取られることもあります。

十分お気を付けください。

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