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生きているのは確実、だけど連絡が取れない場合

遺産分割協議は相続人全員でする必要があります。

 

しかし、相続人の中に居住地に連絡したり出向いたけど接触できない人がいる!

 

行方がわからない人がいる場合どうしたらいいのか?

 

その行方不明者が生きているか

どうかをまず確認しましょう。

 

確実に生きている事がわかっている場合

 

その行方不明者は「不在者」となります。

 

長年音信普通で死亡しているかもしれない場合

 

家庭裁判所に申立てをして、失踪宣告がされれば死亡したものとみなされます

 

「不在者」がいる場合

 

いつまで経っても遺産分割協議ができません。

 

それなら残った相続人だけで遺産分割協議を行ってしまおう!と思っても・・・。

 

始めに説明したとおり、遺産分割協議は相続人全員でする必要があります。

 

不在者以外のもので行った遺産分割協議は認められず無効となります。

 

これは不在者の権利を保護するためであり、人は死亡しない限り権利を有しているからです。

不在者がいる場合の対処方法

 

相続人等の利害関係人が家庭裁判所に不在者の財産管理人の選任の申立てを行う

 

裁判所は事実関係を調査、財産管理人となる人への審問など

 

家庭裁判所により財産管理人が選任

 

不在者の財産管理人に選任された者は遺産分割協議に参加するために家庭裁判所に許可してもらう

 

不在者の代理人として遺産分割協議に参加が可能

 

上記が遺産分割を進めていく手順となります。


行方不明者がいる時は遺言を残そう!

相続人の中に行方不明者がいると分かっている場合、遺言書を作成しておくといいでしょう。

 

そもそも遺産分割協議は、遺言書がない場合に行われるものです。

 

つまり、遺言書があれば遺産分割協議は必要ありません。

 

これは不在者がいる場合も同様です。

 

不在者がいても遺言書があれば、遺産分割協議をすることなく遺産の引き継ぎができるので、遺言書は効果的だと思います。

 

是非知っておいてください。

 

【参考ページ】 

相続人と連絡が取れない場合

 

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