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不当解雇裁判-最高裁まで闘った女のブログ

 

7不当解雇裁判-最高裁まで闘った女のブログ

このブログの管理人さんスポックさんは、とある零細企業(ご本人が申しております)に勤められていてある日突然解雇通告された人です。

普通に事務員さんをなさっていた管理人さんが、最高裁まで闘ったとは根性の座った人であることは間違いありません。

しかも、裁判中に旦那様は急死され、お子さんもまだ大学生高校生とお金が一番かかる時期なのに、最後まで争うとは見上げた方です。

そんな勇気あるスポックさんが、解雇通告された理由は、ご本人のこの一本気な性格がワンマン社長には気に入らなかったようです。

しかも、解雇理由は、能力不足、業務命令違反、この二つは内容によっては、まだまともな理由ですが、そのほかの理由がありえない。

配転拒否した、使いにくいからもう要らん、腹に据えかねるから、仕事を溜めたから、頼んだ事を3回とも断ったから、ものの見方が狭いから、謝らないから、これらはほんの一部ですが、社長が言った言葉らしいので驚きです。

これがれっきとした会社の社長さんの意見とは、駄々をこねる子供のようです。

こんな社長がいる会社はまともではないので、普通ならば後ろ足で砂をかけて辞めるところですが、会社から解雇されるとなるとスポックさんは一家の生計を支えているのですから、生活していけません。

そこで、解雇通告された後のスポックさんの行動は、法律に詳しい先輩に相談し、解雇についての判例をパソコンなどで調べ上げ、労働組合に加入し、会社には毎日出社し、ゴミ箱をあさって証拠となる帳簿やメモ類を集める、退職金は受け取らない、労働組合との解雇撤回の団体交渉、失業保険の手続き、健康保険、国民年金の手続き、弁護士事務所へ行く。

これだけハードな行動をされて解雇撤回を願い出たスポックさんですが、聞き届けられず、それまで社内でのパワハラの恨みの怒りも腹に据えかねて、裁判することに決めたのです。

スポックさんの望みは職場復帰ですが、けれど、裁判してまで職場復帰したいとは思えない会社なのに、ここまでスポックさんがこだわる理由というのは、ある意味復讐でした。

勝訴したのだから、堂々と会社に行き、自分の思うことをいえる立場でいられる、今までもらえなかった残業代を請求する、原産地偽装を注意する、セクハラを許さない、など等、しごく当たり前のことを言ってのける。

そして満足したところで退職金をもらって辞める、というのがスポックさんの望む最後でした。

そうなんです、結局辞めるんです、でもスポックさんは、まるでどうしようもない社員の扱いを受けてクビ宣告をされたことに名誉を傷つけられ、無くした名誉を回復するために裁判を起こしたのです。

それは並大抵の決心や努力では果たせなかったはずです。

人間はどんなに怒りを覚えても損得計算して、勝ったとしても大して特にならない裁判など起こさないものなんです。

それを名誉という自分にしか見えないもののために、最高裁まで闘ったスポックさんは偉い。

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