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交通事故の損害賠償請求権は金銭債権!

 

親が交通事故で死亡してしまいました。


 

 

私は被害者家族のものですが、本人が死亡した場合、慰謝料や治療費などの請求はどうなるのでしょうか?


といったご質問をされることがあります。

 

まず、交通事故で怪我して治療が必要となれば、治療費が発生します。

 

その費用に関しては、加害者に「損害を賠償しろ!」と請求できる権利があります。

 

この権利は被害者本人が行えるものですが、他にも賠償してもらえる費用はあります。

 

財産的な損害

 

積極的損害

 

実質的に必要となる入院費用や葬儀費用など

 

怪我を負えば、治療や手術を受けることもあるでしょう。

 

その必要となった処置についての費用が含まれます。

 

また死亡事故では、葬儀費用が必要となりますので、それも含まれます。

 

消極的損害

 

事故によって失った利益=逸失利益や休業損害

 

入院や治療となれば、仕事を休むことになります。

 

そのため、休業損害が請求できます。

 

また、それまで就いていた仕事ができなくなったり、事故によって失ってしまう利益が発生します。

 

それを逸失利益とをいいますが、それも含まれます。

 

被害を受けた方の精神的な損害

 

事故で被害にあえば、精神的な苦痛は計りしれません。

 

その受けた苦痛は慰謝料として賠償の範囲となります。

死亡事故の場合はどうか?

諸説あるものの、即死かどうかを問わず精神的に苦痛を受けたとして認められています。

 

上記の1と2が被害者が加害者に対して請求できる賠償です。

 

さて、ここからが相続についてのお話となります。

 

相続財産には何が含まれるか?という点も抑えておきましょう。

 

相続財産にはいろいろとあります。

 

ここでの説明に関わるものとしては、貸金や売掛金、預金などの金銭債権があります。

 

この金銭債権には、被害者が加害者に対して有する「損害賠償請求権」も含まれます!

 

 


被害者死亡の場合、死亡された方がされるはずだった賠償請求の権利は、相続人へと相続されるのです。

 

この手続きは相続人が行使することになります。

相続放棄をしたら賠償請求はできない!

相続放棄をしたら賠償請求はできない!

 

親が会社をやっていたなどで、大きな借金をかかえて死亡したケースでは注意が必要です。

 

相続では、借金はマイナス財産となり、相続財産として含まれます。

 

被相続人に借金があるようなケースでは、プラスとなる財産とマイナスとなる財産を比較してから相続するか、相続放棄をするかを考えなくてはいけません。

 

ただ、財産放棄を考える場合、損害賠償請求権はどうなるの?という問題が出てきます。

 

既に説明したとおり、被害者の損害賠償請求権は金銭債権として相続財産です。

 

つまり、相続放棄をすれば失うことになります。

 

この点を忘れないようにしてよく検討しましょう。

 

亡くなった親に借金がある場合の遺産相続!相続放棄の判断ポイント

相続放棄と遺族固有の慰謝料請求権の関係について

交通事故で親が被害者となり死亡したとなれば、家族も多大な精神的ダメージを受けることでしょう。

 

そのため、その家族にも慰謝料請求権が認められます(自賠責法)。

 

つまり、交通事故では、被害者遺族も精神的ダメージを受けたとして、加害者に対して慰謝料を請求することができます。

 

近隣者固有の慰謝料請求権といいます。

 

この請求は、原則として、父母・配偶者・子に権利があります。

 

では、この権利と相続放棄との関連はどうでしょうか?

 

これは遺族の方の固有の権利です。

 

相続とは無関係!

 

相続を放棄しても、近隣者固有の慰謝料請求権は失いません。

 

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被害者本人が重症・死亡した場合に本人に変わって損害賠償請求できる人とは?

 

加害者だけでなくその親や家族に対しても損害賠償は可能なのか?

 

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